Visual Studio Tips

Visual Studio

Visual Studioのセットアップ

 プログラムにアイコン等を付与したり、ソースコードが大規模になった場合、フレームワークを利用すると管理が容易になります。 今回は、C言語を動かす環境を構築します。

1. インストール

 Visual Studio Communityをインストールする


Install

2. 必要なコンポーネント(ワークロード)を選択

 今回は、「C++によるデスクトップ開発」を選択する

プロジェクトの作成

1. 「新しいプロジェクトの作成」を選択

2. テンプレートを選択

 今回は、「Windowsデスクトップウィザード」を選択する

3. プロジェクトの名前と場所を決める

 「ソリューションとプロジェクトを同じディレクトリに配置する」にもチェックを入れましょう。

4. 「空のプロジェクト」を選択してOK

 これでプロジェクトが作成されます

ファイルの作成

1. ソリューションエクスプローラの「ソースファイル」を右クリック

2. 「追加」→「新しい項目」を選択

3. ファイル名と拡張子を変更し、「追加」を押す

 C言語の場合は拡張子を .c にする

4. プログラミング

 正しく環境構築出来ているか確認しましょう

#include <stdio.h>          // printf関数等を使えるようにする
int main(
    int argc,               // コマンドの引数の数 
    char* argv[]            // コマンドの引数を入れる配列
) {
    printf("Hello World!"); // 表示
    return 0;               // 正常終了 : 0 (0以外はエラーコード)
}

5. デバッグ

 メニューバーの「デバッグ」を押した後、「デバッグなしで開始」を選択しましょう。「Hello World!」と表示されれば成功です。

成功画像

SDLチェックの無効化

 実験等のために、あえて脆弱性のある関数を使用する場合はSDLチェックを無効化しなければなりません

1. メニューバーの「プロジェクト」→ 「[プロジェクト名]のプロパティ」を選択

2. 「C/C++」→「全般」→「SDLチェック」

「はい」になっていたら「いいえ」に変更
「OK」を押す

ソースコードの出力

メニューバーの「ファイル」→ 「名前を付けて保存」を選択